今月の頭くらいから、ひかりTVにブロックノイズが乗るようになりました。
音声も途切れ途切れで見れたもんじゃありません。
気づいたのが5/2だったので、てっきりひかりTVを運営するぷららの障害だと思っていました。
ところが、いつまで経っても直りません。
ひかりTVはNGN網内にサーバーがあるので、NGNへの接続が遅いのかと思い、フレッツ情報サービスサイトでスピードテストを実施してみました。
うちはマンションタイプの中でも珍しいLAN配線方式なので、下り100Mbpsが上限のため、80Mbpsも出るのであれば問題ありません。
ひかりTVビデオの品質確認動画でも最高の25Mbpsがヌルヌルと再生されます。
これはもう、セットトップボックスの故障なのではないか!?と思ってきました。
サポートに電話しようかな? と、その前に、ネットで同じような状況になっている人がいるかも? と、思い、「ひかりTV ブロックノイズ」で調べると、悩んでいるどころか、解決している方を見つけました!
犯人は、同一ネットワークセグメント(もしかして同じハブも?)にいる、Wake on LAN(WOL)でスタンバイしているパソコンでした。
最近使っていなかったので電源が壊れていることに気づかなかったのですが、電源のコンデンサを付け替え修理を施し、よみがえったのでしたが、まさかWake on LANのスタンバイをしているとは。
Windows Media Centerとして使っていたので、リモコンで電源を入れることはあったんですけどね。
パソコンの電源を切った状態で、ネットワークだけWake on LANで生きているときは、10Mbpsでリンクアップされるそうでして、ひかりTVで利用しているIPv6のマルチキャストがその10Mbpsのほうに引きつられ、マルチキャスト通信に遅延が発生するそうな。
さて、わかったところでWake on LANをOFFにしていきます。
このリビングPCにはPCI-EスロットにIntel PRO 1000PTを積んでいます。オンボードのLANが1Gbpsのくせにジャンボフレームに対応していないので、BIOSでオンボードのLANをDisableにしております。
デバイスマネージャのネットワークアダプタにあるIntel PRO 1000PTのプロパティを出し、電力の管理タブにあるWake on LANチェックをどんどん外していきます。
すいません。キャプチャがめんどくさくて写真です。
そしてシャットダウンしてひかりTVを見てみます。
お!ブロックノイズなく、ちゃんと映りました!
めでたしめでたし。