Braava Jetの分解

Braava Jetのパッド認識センサーの調子が良くないので、パッドセンサーの内側を掃除しようとして分解しました。

が、先に言っておきます。

「パッドセンサーは分解できないので内側を拭くことは出来ません。」

分解方法だけ共有できればと思います。

では、バンパーの白いカバーを外します。
まずは裏返しにして4カ所のネジを外します。
このネジは奥深いところにあるので、先が細長いドライバーが必要です。
(途中でホームセンターに買いに走りました。)

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裏から見て左上の2カ所のネジ。

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裏から見て右上の2カ所のネジ。

そうすると、しろいバンパーは前方に引いて外せるようになります。

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続いて、ボディの白いカバーを外すために6カ所のネジを外します。
引き続き裏返したまま、まずはパッド取り付け部分にある2カ所の穴に長いプラスドライバを差してネジを外します。

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続いて、パッド取り付け部分とタイヤの間にあるネジを2カ所外します。

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最後に、最後部にある黒いシールをめくり、ねじ穴からドライバーを差し込みます。
内部が広いので、なかなかねじ頭にドライバーが嵌まらないなぁ、と、思ったら、そこはバッテリー取り付け部でした。
なので、後ろから見ながらねじ頭にドライバーをはめていけばいいだけです。

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これで、ひっくり返していたのを元に戻し、カバーを垂直に引き抜くことが出来ます。

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で、パッド取り付け部分にアクセスしたいので、メイン基板部分を外すために、メイン基板にある2本のネジを外します。

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ネジを外したら、メイン基板を前方に倒すように外しますが、そのときにパッドリリース用のバネが外れるので、なくさないように&元に戻すときにしっかりと取り付けるようにしましょう。

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さて、ここから先、パッド取り付け部分とその上にあるバンパーセンサー部分は、ネジではなくゴムで取り付けられています。
このゴムを外していきます。
バンパーセンサーを留めているゴムの突起を、小さめのマイナスドライバを使って周りから押し込み、最後に上から押し込んで、ゴムを下に押し込んでバンパーを外します。

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バンパーを固定するゴム4カ所を押し込んで外したら、センサーケーブルに気をつけながら、バンパーをそっと前方に外します。

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ゴムはそのまま下のパッド取り付け部分とつながっているので、さらにゴムを下に押し込んでボディからゴムを外していきます。

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4本のゴムを全て下に押し込むと、ゴムとともにパッド取り付け部分がボロっと下に外れます。
このとき、パッドセンサーとモーターのケーブルが張るので、断線に気をつけます。

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パッド取り付け部分の裏は埃だらけで汚いですね。
で、パッドセンサーを固定している3つのネジを外します。

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上の写真は、パッドセンサーの裏側ですが、樹脂で固めてられており、内側を拭くことは出来ないようです。

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表から見ても特に分解できそうにありません。
この部品だけを取り寄せて交換したいのですが、ルンバ500シリーズのように部品単位で販売しているわけでもなさそうです。

あきらめて戻すことにしました。
部品取りのBraava jetを入手することにしましょう。